ハリネズミは、全てが針ではなく「針」「毛」「針と毛の中間部分」の3種類に分けられます。
針部分は、例えれば人間の爪のような固さで触るととても痛いです。
毛の部分は、柔らかくて気持ちの良いです。
針と毛の中間部分は、もう少しで針になりそうな固さの毛です。
体毛が1本1本がまとまって硬化したものになります。
これって抜け毛?
ハリネズミの体毛は少なく、ほとんどが針で覆われています。
お腹の毛は抜けることがありますがそれ程目立ちません。
毛や針が抜けることがあるとしたら、病気を疑った方がよいでしょう。
針が抜けると新しい針が生えてくるまで時間がかかります。
ハリネズミは皮膚病にかかりやすいといわれています。
その原因は、ダニ、カビ、細菌、アレルギーによるものが考えられます。
ダニによるものですと針が多く抜けるのと同時にフケがみられることが多いです。
カビによるものも同様で皮膚が厚く硬くなり耳周辺まで感染が広がる恐れがあります。
細菌によるものですと皮膚の下に膿がたまる皮下膿瘍になります。
アレルギーのものですと、原因を探すのが困難です。
針で覆われていない腹部に皮膚炎がみられることが多いです。
悪化すると、皮膚が赤く腫れ上がる、針が抜けるなどの症状がでます。
皮膚炎の予防は?
不衛生な環境で湿度が高いということです。
ストレスや体力の消耗で病気にもなりやすいと考えられています。
抵抗力が無くなると皮膚病にかかりやすくなります。
ハリネズミにとって環境とは大切なのです。
清潔で通気性のある環境を作ることで菌の感染を抑えることができます。
構い過ぎに注意して快適で落ち着ける場所を作ってあげることでストレスを減らすことができます。
こまめに衛生管理を保つことで病気になりにくくなります。
まとめ
気をつけていても病気になってしまうときはあります。
飼育環境はペットにとってとても重要なことです。
病気が繰り返されないように、手遅れにならないように日頃からチェックを怠らないこと。
触りすぎ、構い過ぎはストレスの元になりハリネズミは自分を傷つけてしまう行動をしてしまいます。
適度に遊び見守りましょう。
様子がおかしいと思ったらすぐに動物病院へ連れて行きましょう。
早期発見が大切です。
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