飼っているハリネズミが餌を残したり、何日も絶食状態が続くと心配になってしまうと思います。
ハリネズミは寒さやストレスに弱い生き物なので、生育環境の整備や健康チェックは欠かせません。
ハリネズミの食欲がない時には、人間と同じように風邪をひいているか、ほかになにか原因があることが考えられます。
ハリネズミは寒さに弱い
ハリネズミはアフリカ原産の生き物なので、寒さに弱い性質を持っています。
一般的に18℃を下回ると冬眠しますが、飼育下にあるハリネズミは冬眠に対する十分な準備ができないため、室温の低下による冬眠は命を落とす原因になってしまうことも。
ハリネズミの飼育に適した温度は26~27℃が良いとされています。
そして、23℃を下回ると、冬眠はしなくても風邪をひきやすくなってしまいます。
ハリネズミも人間と同じように風邪をひくので、鼻水や目ヤニ、くしゃみが出ていないか、また食欲の低下やウンチが出ないなどの変化がないかどうかには注意しておきましょう。
環境の変化や偏食も
風邪以外でもハリネズミの食欲がなくなる原因はあります。
ハリネズミはストレスにも弱い生き物です。
ペットショップから家に連れ帰った時や、引っ越しによる住む場所の変化、またケージの位置を変えたり、ケージの中に入れているものの場所を移動させただけでもストレスを感じてしまうことがあります。
もう一つ、ハリネズミの偏食も、食欲がなくなる原因として大きく関係しています。
ハリネズミはとてもグルメ。
主食はハリネズミ専用フードとなりますが、飽きると食べなくなってしまいます。
専用フードも何種類かストックしておくと安心ですね。
ただし、フードを変えても好きじゃないと食べてくれません。
おやつのあげすぎにも注意が必要。
ハリネズミは食虫目なので、おやつには昆虫や生餌をあげると喜びます。
虫嫌いでなければ是非あげたいおやつですが、与えすぎには気を付けましょう。
まとめ
ハリネズミの食欲がない時には、人間と同じように風邪をひいている可能性があります。ハリネズミは寒さに弱い生き物なので、室温管理には特に気を付けなくてはいけません。鼻先や手足、お腹が冷えていないかどうかは、常に気にしてあげたいですね。
ほかにも食欲がなくなる原因として、環境変化や偏食があげられます。食欲がなく絶食状態が続くと、体重が減って病気にもかかりやすくなってしまいます。風邪や病気の可能性がある時には、ハリネズミを診てくれる病院を受診するようにしてください。
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