ハリネズミはネズミという名前がついていますが、モグラの仲間になります。
主食は昆虫で、飼育下ではハリネズミ用のドライフードをはじめ、コオロギやミルワームを与えます。
最近はハリネズミのペットブームでショップでも見かけることが多くなってきた動物ですが、生態をよく知らない方も多いと思います。
今回は、ハリネズミの習性について調べてみました。
ハリネズミの床材
ハリネズミの飼育の際に重要なのは床材選びになります。
ハリネズミに適している床材を探すのはなかなか難しく、失敗談もたくさんあるようです。
ハリネズミに適しているものは、オガクズやウッドチップ、細かく刻んだ紙などですがこれらは消臭効果がなかったり掃除をするのが大変だったりと手間がかかります。
逆に、ペットシーツなどは交換が楽で消臭効果もありますが破いてしまった際に中のポリマーを誤飲して窒息してしまったりする恐れがあります。
猫砂も人気ですが、固まる性質があり、ハリネズミの性器などにくっついてしまう恐れがあります。
ハリネズミのことを考えると、多少面倒でも自然に近いものを選ぶべきですね。
土を掘る習性
ハリネズミはモグラの仲間になります。
ミルワームやミミズなどを餌としているため聴覚と嗅覚が発達しています。
モグラのように土を掘る習性もあります。
飼育下でもケージ内で土を掘るような行動をとることがあります。
この時に、床材がウッドチップやオガクズであればハリネズミが潜ることが可能となります。
しかし、ウッドチップやオガクズは掃除が大変なうえに消臭効果が少なく面倒なことが多くなります。
ハリネズミが掘るしぐさをした際に、ケガをしてしまうこともあるようなので、人工芝などハードタイプの物には気を付ける必要があります。
まとめ
モグラの仲間なので土を掘ることも得意なようですが、掃除のことを考えるとなるべく楽な床材を選びたいですね。土の中で暮らしているわけではないので必ず潜れる場所が必要になるというわけではありません。ただ、掘るしぐさをした際に、ケガをしてしまったり、最悪骨折をしてしまうこともあるので気を付けましょう。是非、飼育の際は参考にしてみてください。
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