背中の針がトレードマークでとてもかわいいハリネズミ。なんと背中の針は5000本程の量があるとも言われています。
頭頂部の真ん中には針は生えてなく、真ん中分けみたいに生えているのも特徴的です。
敵から身を守るための大切なハリネズミの針は抜け落ちることや自分で抜くような行為をしたりする事はあるのでしょうか?
正常な場合の針が抜ける時
ハリネズミの針は長い場合、個体にもよりますが約1年半ぐらいで古い針は抜けて、新しい針に生え変わるそうです。
針は自分で抜くという行為というよりも、自然と抜け落ちるといったほうが的確です。
ストレスにより針が抜ける時
病気やストレスのサインとして針が抜けてしまうこともあるようです。
ハリネズミはとてもデリケートな動物なのでストレスを与えないように環境を整えてあげることが大切です。
特に騒音や匂いなどの環境変化が原因で急なストレスを抱え込むと10円ハゲのように針が抜けてしまうことがあります。
アレルギーにより針が抜ける時
ハリネズミは針葉樹などが原因でアレルギー性皮膚炎を起こしてしまい、針が抜けてしまうこともあるそうです。
ケージ内の敷材を松や杉などのウッドチップを使っていて、針が抜けてしまったら、敷材を草や紙製の物などに変えてあげましょう。
個体によってアレルギーの度合いも違います。
中には杉の木の巣箱にも反応してしまうハリネズミもいます。
ダニが原因で針が抜ける時
ヒゼンダニによるダニ症が原因で針が抜けることもあります。
張りの付け根にかさぶたのようなフケが発生し、痒がって食欲がないようであれば可能性は高いです。
必ずこの症状の時は自然治癒はできませんので、動物病院にすぐに連れて行ってあげましょう。
かぶれにより針が抜ける時
ハリネズミを石鹸などで洗って充分に洗い流してあげてないとかぶれなどの炎症を起こしてしまいひどい時は針が抜け落ちる事になります。
石鹸は必要ないので洗う時はぬるま湯やお湯で丁寧に洗ってあげましょう。
まとめ
ハリネズミにとって大切な針はストレスや病気などでも抜けてしまう事が分かりました。カルシウムなどの栄養が足りない時も針が抜けやすくなるようなので、良タンパク質でカルシウムもしっかり取れるものを食べさせてあげましょう。
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