ハリネズミは夜行性で、夜になるとたくさん動き回ります。
飼い主さんが寝ている間に、怪我をしてしまい朝ケージの中に血が落ちていることに気付いて驚く方も多いのではないでしょうか。
また、ハリネズミはあまり視力が無く、よく動くので怪我をしてしまう頻度もそれだけ高いと言えるでしょう。
まずは怪我をしている場所を把握する
怪我に気付いたらまず、患部の状態を把握しておく必要があります。
どこから出血しているのか、傷口はどの程度なのか、腫れていないか等、細かく調べてあげましょう。
一般的には鼻や手、足を怪我してしまう事が特に多いように思います。
回し車を走っている最中、ケージとの隙間に挟んでしまったり、ダニやアレルギーの症状で痒くて強く擦ってしまったりと原因は様々です。
怪我の原因を探し環境の見直しを
ハリネズミは手足が細く小さな隙間にも挟まってしまいます。
怪我をしてしまう場所の多くはケージの中です。
回し車の隙間やケージの柵、おもちゃや小物類など。
またケージの外にも危険はたくさん潜んでいます。
まずはハリネズミの行動を知り、お気に入りの場所やよく遊ぶおもちゃなど点検してあげましょう。
怪我の状態によっては早めの受診を
基本ハリネズミは自然治癒力が高い動物なので、擦り傷程度の怪我であれば比較的治りやすいですが、打撲や骨折をしていたり、痛みによるストレスから傷口を噛む自傷行為を行ってしまい、より状態が悪化して症状が進むと壊死してしまう可能性もありますので、早めに受診することをお勧めします。
まとめ
病気と違い怪我は原因が分かれば解決出来ることが多いものです。
大切なハリネズミが幸せに暮らせるように生活環境を整えてあげる事も飼い主さんの大事な役目です。日頃のコミュニケーションや健康管理が早期発見できるカギとなりますので、
ハリネズミにストレスを与えず飼い主さんにも負担のない程度で、ふれあいの時間を作ってあげるといいですね。
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