ハリネズミはとても優れた嗅覚の持ち主ですから、鼻を使って何かを確認しようとする行動がよく見られます。
鼻をクンクンさせながら、小さな体で常にあちこち動き回っています。
それゆえ、鼻を怪我してしまう事もしばしばです。怪我は放っておいて治る事もありますが、重症化してしまう事だってあるのです。
では、怪我をしてしまったらどのように対処すればよいのでしょう?ハリネズミの鼻の怪我について調べてみました。
ハリネズミが鼻を怪我する原因
ハリネズミは非常に活発で好奇心旺盛な動物です。
遊んでいるのか?何かを探索しているのか?目の前にある物を鼻を使って動かす、という事がよくあります。
どうやらその時に鼻を怪我してしまうようです。
もしくは、ダニなど何らかの原因で鼻が痒くなってしまった時、いろいろな場所に鼻をこすりつけ掻こうとします。
その時に、こすりつける場所が悪かったり、力加減が悪かったりすると鼻を怪我してしまいます。
怪我を発見した時の応急手当
怪我をしてもすぐに治れば良いのですが、まれにフレグモーネという細菌感染を引き起こしてしまうことがあります。
フレグモーネとは皮下組織に生じる細菌感染症のことです。
とても小さな傷からでも引き起り、発症すると広範囲が赤く腫れ、熱感や痛みが出てきます。
こんな状態にならない為にも、ハリネズミが怪我をした時の応急手当を覚えておきましょう。
小さな傷で出血も少ない時は、圧迫止血をしてください。
この時、怪我をした所が汚れている様なら、キレイに洗ってから圧迫止血をしましょう。
大きな傷で出血が酷い場合は、きれいに血を洗った後、圧迫止血を行い、狭い入れ物に入れて動きを制限した上で病院に連れて行ってください。
すぐに病院に行けない場合は、かかりつけ医に電話をして支持を仰ぎましょう。
まとめ
ハリネズミにとって嗅覚はとても大切な感覚です。その嗅覚をフル活用して生活しているので、いつ鼻を怪我してもおかしくはありません。大切な嗅覚を司る鼻を怪我してしまったら、生活に支障が出てくる可能性も大いにあります。どんなに小さな傷でも、ハリネズミの鼻の怪我を見つけたら、正しい応急手当をして、すぐに病院に連れて行きましょう。それが無理な場合がかかりつけ医に連絡をして支持を仰いで処置をしてください。。
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