ハリネズミは環境の変化やストレスに弱いため、できるだけ移動をしないに越したことはありません。
場合によっては、家の中でケージの場所を移動しただけでもストレスになってしまうということは覚えておきましょう。
しかし、そうは言っても病院へ連れて行ったり、飼い主が引っ越しをしなくてはいけなかったりと、どうしてもハリネズミを移動させなくてはいけない時もありますよね。
その時には、できる限りハリネズミの負担にならないように、細心の注意を払って移動させることが求められます。
車内の温度管理が大切
ハリネズミは寒さにも暑さにも弱いので、移動する日はできるだけ良い気候の日を選びたいですね。
春や秋が良さそうにも思えますが、朝晩の冷え込みが厳しかったり雨が降ったりと、意外と気を付けなくてはいけないことも多かったりします。
車中では、エアコンで気温を調節しますが、冷風がハリネズミに直接当たらないように注意しなくてはいけません。
必要に応じてケージの中に入れられるように、カイロやフリース、タオルなどを持っておくと安心ですね。
ハリネズミも車酔いをする
ハリネズミも乗り物酔いをするので、場合によっては嘔吐することもあります。
長距離の移動になる時は、こまめに休憩を挟んで外の空気を吸わせてあげてくださいね。
また、ハリネズミはにおいに敏感です。
煙草や香水などの強いにおいは、車の中でもこもりやすいですよね。
人間には大丈夫なにおいでも、ハリネズミは辛いと感じているかもしれません。
ほかにも大きな揺れや、大きな物音などにも注意して、ハリネズミが少しでも快適に過ごせるように車内の環境を整えてあげてくださいね。
車だけでなく、電車やバス、徒歩でも同じこと。
特に外を移動する時間が長くなる時はクーラーボックスなどに入れて、その時の気候に応じてカイロや保冷剤などを使うようにしてください。
まとめ
ハリネズミも乗り物酔いをします。車などで移動させる時には、できるだけハリネズミにとって快適な環境になるように細心の注意を払ってください。ショップやブリーダーさんのところから自宅に迎える際に、販売者から、移動の時に気を付けたいことを最初に聞いておくと良いかもしれませんね。移動中はもちろん、到着先でもハリネズミにストレスがかからないように、事前に可能な限り整えておく必要があります。
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