ハリネズミを早く懐かせたいからといって、手から直接餌をあげるのは良くありません。
餌だけでなく手も食べられるものと認識してしまい噛み癖がついてしまうこともありますし、動く指を生餌(ミルワームやコオロギなど)と勘違いして噛みついてくることもあります。
餌は器に入れておけばハリネズミが自分で食べますし、もしコミュニケーションの一環として餌をあげたいなら、スプーンやピンセットを使うようにしましょう。
ハリネズミの餌は専用フード+おやつ
ハリネズミは食虫目という、虫を主食として生きる動物に分類されます。
夜行性のため、野生では夜の間に虫を探して食べる生活を送っています。
しかし、さすがに飼育下でそれは難しいので、主食にはハリネズミ専用フードを選びます。
そして、おやつとして活き餌(ミルワームやコオロギなど)や生餌(冷凍ピンクマウスや昆虫の缶詰など)をあげられると良いですね。
飼い主が、どうしても虫は生理的に受け付けないというなら無理をする必要はありませんが、やはりハリネズミは虫が好物なので、仲良くなるためにもトライしてみたいですね。
餌をあげる時に注意したいこと
ハリネズミは夜行性なので、できれば餌も夜にあげたいところ。飼い主の生活サイクルもあるので、夜寝る前に1回、できれば2回あげられるとベストですね。
ハリネズミは歯や顎の力が弱いので、硬いものは食べられません。
専用フードの中にも硬いタイプのものはあるので、その時はふやかしてあげるようにしましょう。
ハリネズミ専用フードとおやつの虫以外でも、人間の食べ物でハリネズミが食べられるというものもあります。
たとえばレバーやゆで卵、野菜や果物など。
あげる時には必ずハリネズミが食べられるものかどうか、もう一度確認してからあげるようにしてください。
まとめ
ハリネズミは懐くとより可愛く思えるので、つい手から餌をあげたくなりますが、手を餌と勘違いして噛み癖がついてしまうこともあるので、スプーンやピンセットを使うようにしましょう。ハリネズミの餌は、専用フードのほかにも、おやつとして活き餌や生餌をあげると喜びます。栄養管理にも十分注意して、ハリネズミの体格などにも合わせて調節しながら給餌してくださいね。
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