近年、ペットとして家族の一員に迎え入れる家庭が多くなった小さな生き物、いわゆる小動物と言えばウサギやカメレオンと同様に「ハリネズミ」が挙げられるでしょう。
日本でも犬や猫と共にペットショップや専門のブリーダーさんから購入する事ができて、そのとても可愛らしい容姿の虜になってしまう方も少なくはありませんよね。
さてそんなハリネズミの繁殖はどのようなものなのでしょうか?
私たちがよく見かけるハリネズミは大体が大人になったもので、子供のハリネズミは相当小さな頃から育てようという方でないと見かけるチャンスはないと思います。
そこで今回は、ハリネズミの繁殖についてや親と子供の違いなどをご紹介します。
ハリネズミの繁殖について。
ハリネズミは、人間に比べると妊娠期間が短く32日~37日と言われています。
生まれたばかりの新生児の体重は10g(ヨーロッパハリネズミは20g)ほどと、とっても小さいんです。
一度の出産平均頭数は1~6頭と、大人のハリネズミでも小さいですが、小さい体でも6頭とたくさんの子供を産むお母さんもいるんです。
母さんハリネズミは、出産が近くなると神経質になりオスを攻撃したりと落ち着かなくなります。
数頭を一緒に買っている場合は、引き離しましょう。
親と子供では色は違うの?
生まれたばかりのハリネズミは、針がないように見えますがしっかりと生えています。
生後1日を過ぎる前は、水分がたっぷり含まれた皮膚の下に埋もれており、1日を過ぎると水分が吸収されて徐々に小さな針が見えてくるのです。
完全に針がでて、身体を丸くできるようになるのは生後4~5週目くらいです。
そして、色ですが始めのころはどんな動物の赤ちゃんと同様に全体的にピンク色をしています。
針も少し薄い色をしており、見た目はとっても柔らかそうに見えます。
が、針は触ると既に痛いです。
まとめ
このようにハリネズミの繁殖期間は短く、成長もとても早いハリネズミという事がわかります。生まれたばかりでもしっかりと針を持っており、たった10gではありますがもし自宅で飼っているハリネズミに妊娠兆候や実際にその予定がある場合は、よくハリネズミについて知識を持って接しましょう。特に、出産間際のお母さんハリネズミはなるべく、ストレスを抱え込ませないためにもいつも以上に環境を整えたりしましょう。生まれたばかりのハリネズミを飼う際も、環境を整える事は大事です。神経質なハリネズミですから、慎重に向き合いましょう。
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