ハリネズミと言われると、かわいい!というイメージの他に針を持っていて痛そう!なんて想像をする方も多いと思います。
そんなハリネズミのトゲ(針)は、ハリネズミにとっては自分を守るための大事な身体の一部なのですが、頻繁に抜けると言います。
私たち人間の髪の毛が抜け落ちるような感覚でしょうか?
最近では、ペットとしても飼育されている人が増えたハリネズミですがそんなに頻繁にトゲが抜けてはちょっぴり危険ですよね。
抜け落ちたトゲでハリネズミ自身も怪我をしないのかなあ…と、心配にもなります。
そこで今回はトゲが抜ける事についてその理由や飼育している時の対処法をご紹介します。
ハリネズミのトゲ(針)はなぜ抜けるの?対処法もご紹介!
ハリネズミにはトゲが一体につき約5000本あると言われています。
針はケラチンというタンパク質で出来ており(爪や被毛も同じく)18ヶ月単位で抜けて生え変わるといいます。
頭頂部には生えていなく、背中にぎっしりと5000本もの針が生えているのです。
トゲが抜ける原因はいくつかあります。
上記でもご説明しましたように周期的に抜けるのは私たちの髪の毛同様にごく自然な事です。
しかし「ストレス」や「アレルギー(ダニ)」「炎症などの病気」「栄養不足」「幼少期のクイリング」などが原因で大量に抜け落ちてしまう事もあるのです。
まず、ストレスですがハリネズミは騒音や匂い、空気など様々な状況にとても敏感で基本的にストレスを受けやすい生き物だと知ってください。
過ごしやすい環境を作ってあげる事が大事です。
次にアレルギーですが、研究の結果”針葉樹アレルギー”があると言われているのです。
木くずに針葉樹を使う事は避けましょう。
そして、ダニには特に注意です。
もしダニ症にかかった場合は自然治癒しませんので、すぐに病院に連れて行きましょう。
ダニ症にかかると激しいかゆみや食欲不振など見ていてもかわいそうです。
栄養不足も問題です。
しっかりと栄養を与えましょう。
最後にクイリング!?という時期ですが、成長期に子供が大人になる変わり目に針が大量に(40~50本)抜ける事があります。
一箇所が抜けているのではなく、全体的に満遍なく抜ける場合はその可能性が高いです。
時期は生後4ヶ月~6ヶ月頃です。
まとめ
このようにハリネズミのトゲが抜ける事は私たち人間の髪の毛が抜けるような感覚で抜け落ちるのですが、異常に抜ける場合は様々な原因を疑って、すぐに対処してあげる事がハリネズミの健康を保つ事に必要な事ですね。常に触れ合って、少しもの変化に気がついてあげる事が第一です。
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