ハリネズミは足が非常に細く、ふとした事でも骨折してしまう場合があります。普段生活しているケージの中でも危険はたくさんあります。
回し車の隙間やケージの柵など、できるだけ危険を減らし安全に生活できるよう注意してあげましょう。
骨折に気付いた時の患部の状態によっては、早めに受診する必要があります。
基本的にハリネズミは自然治癒力の高い動物ですが、人間とは違い安静にしている事ができないため、ひどいときには症状が悪化し患部が壊死してしまう可能性もあります。
主な骨折の症状
足を骨折をしていると、力が入らなくなり引きずって歩くようになります。
また、患部が腫れ状態が悪いときには内出血により外から見ても分かりやすく赤黒く変色してしまいます。
その後症状が進むと患部が壊死してしまい、時にはハリネズミ自身が自分で噛んでちぎってしまう恐れもあります。
治療法
ハリネズミのような小さな動物は、手足などの骨が非常に薄く、また動き回ってしまう事が多いため、病院での固定処置をしても外してしまったりするので、本人の治癒力で頑張って治してもらう方法が一番有効だと思います。
全てではありませんが、小動物の手足の骨折に関して状態によっては悪化してしまう前に切断を検討する病院がほとんどです。
切断と聞くと、飼い主さんにとってはすごく辛いと思います。
諦めずに治療して治ったという話もよく耳にしますし、切断という治療方法を先伸ばしにしてしまい、普段の生活の中で動き回って折れた骨が皮を破って出てきてしまったという話も聞きます。
納得のいく治療法が見つかるまで患部の状態を見ながら獣医さんと相談することをお勧めします。
まとめ
ハリネズミの骨折については、骨折した患部の状態や固定処置が可能かどうか、またその子その子の性格や飼い主さんの考え方などにより治療の進め方も様々です。
ペットの幸せを一番に考えている飼い主さんが納得のいく方法で治療を進められるように、相談できる獣医さんを見つける事も大切ですね。
今のあなたにおすすめの記事
