ハリネズミをお家に迎えて、その小さくて独特なフォルムや、一つ一つの行動が可愛くて癒される飼い主さんもたくさんいると思います。
初めて飼育される場合、見慣れない行動を目にする事も多いのではないでしょうか。
普段の様子をしっかりと観察することにより、いち早く体調の変化にも気付いてあげる事ができます。
自分の身体を噛んで自虐行為をしてしまう事も
基本的にハリネズミは生命力の強い動物です。
しかし生活環境の変化や日々のストレスにより体調を崩してしまいやすい動物でもあります。
もともと自然界で生き残るために身に付けた警戒心の強さは計り知れないものです。
そのため、突然触られたり、大きな物音がしたりするだけでも、かなりのストレスを感じてしまいます。
その子その子の性格や個性も異なるため、あまり気にしない子もいれば、前を通るだけでも敏感にストレスを感じてしまう子もいます。
そんな時、よく目にするのが自分の身体を噛む自虐行為です。
そういった自虐行為を「自咬症」といいます。
自咬症とは
自咬症とは、何らかの事が原因で自分の手や足、尻尾など噛んでしまい過度な場合食べてしまう可能性もある病気です。
主に考えられる原因がストレスですが、ダニやアレルギーの場合もあります。
症状が進行すると、傷口が悪化し化膿してしまったり、細菌が体内へと侵入し別の病気を引き起こしてしまう事もあります。
早めに病院を受診しダニやアレルギーなどが要因ではないか確認をするといいでしょう。ストレスからくる場合、原因を見つけることが大切です。
ケージの中や生活環境(近くに大きな音のするものを置かない等)の見直し、むやみに触りすぎていないかなどストレスに感じてしまいそうな事を取り除いてあげましょう。
まとめ
可愛がって育てている子がストレスを感じて自虐行為をしている様子をみるのは辛いですよね。一度、自咬症が始まると原因となる物を取り除かないとなかなか止めてくれませんので、普段からよく様子を観察して早めに気付いてあげる事が大切ですね。
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