ハリネズミは体がトゲトゲした針で覆われていますが、顔はかわいく飼ってみたいと思う人も多いと思います。
そこでハリネズミを飼う際、針にどんな注意をすると良いのかということについて調べてみました。
ハリネズミの針について
ハリネズミの体には約6000~7000本の針が付いています。
この針は外的から身を守るための役割がありますが、これは防御するためのもので攻撃するものではありません。
また、高いところから落ちたときの衝撃を和らげる役割もあるといわれています。
ハリネズミが体を丸めて針を立てているときは警戒しています。
このときにむやみに触ると針でケガしてしまうので注意しましょう。逆に針を背中に沿って寝かせているときは安心できる環境で落ち着いている状態です。
針が寝ている状態のときにはあまり痛さも感じないので抱っこすることも出来ます。
ハリネズミを触るときの注意点
ハリネズミはネズミの仲間だと思われがちですが、実はモグラの仲間です。
モグラ同様明るいところは苦手で暗いところを好みます。
そして、ハリネズミはとてもデリケートな生き物です。
ストレスに弱いのでやたらと触るのは避けたいところです。
慣れてくれば抱っこすることもできるようになるので、ハリネズミのストレスにならない程度に触るといいです。
このとき注意が必要なのは、ハリネズミの針です。
落ち着いているときのハリネズミの針は刺さることはありませんが、チクチクするのが怖いようなら皮手袋をするといいです。
また、抱っこしているときに大きな音などに驚いて急に針を立ててしまうことがあります。
このとき飼い主側が驚いて床に落としてしまわないようにしましょう。
あまり高いところから落としてしまうとハリネズミが骨折などのケガをする恐れがありますし、せっかく慣れていたハリネズミを警戒させてしまうようになります。
それ以外に注意がいるのは抜け針です。
ハリネズミは健康な子でも1日に10~20本の針が抜けて生えかわっています。
ケージの掃除をしたり、抱っこのためにケージから出していたりしたときにハリネズミの針がじゅうたんやラグマットの上に落ちてしまったとき、その針に気づかず踏んでしまうと飼い主がケガをすることになります。
ハリネズミの針1本はとても小さいものですが刺さると痛いので小さなお子さんがいるおうちでは特に抜け針に注意しましょう。
まとめ
ハリネズミはかわいくて見ているだけで癒されるのでペットとしての人気が上昇しています。家で飼育しているとケージから出してふれあうこともあると思いますが、デリケートな生き物なので驚かして針で刺されないようにすることが大切です。またハリネズミの持つ針は毛が硬くなったものなので抜けかわります。その抜け落ちた針の処分はしっかりしておかないと踏んだりしてケガをするもとになってしまします。十分注意しましょう。
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