ハリネズミといえばトゲトゲした背中の毛が特徴ですが、それに比べてお腹側に生えている毛はどのくらい硬いのでしょうか?
ハリネズミの毛の秘密について調べてみました。
ハリネズミの毛について
ハリネズミの背中には針がたくさんあるイメージが強いとおもいますが、あの針実はハリネズミの体毛なんです!!ハリネズミには3種類の毛が生えています。
まず背中に生えている毛は、針のように1本1本がまとまって硬化したものです。
背中の針は外的から身を守る役割があるほか、高いところから落ちたときに衝撃を和らげケガをしないようにクッションの役割も果たしているので硬くなっているのです。
次にお腹側は柔らかい毛が生えています。
顔にも同じような毛が生えていますが、背中の針とは違ってフワフワでモフモフした毛で触ると気持ちの良い毛です。
危険を感じると体を丸めて柔らかいお腹を守るので針のような毛は生えていないのです。
最後に背中とお腹の境目あたりに生えているのが、針と毛の中間の毛です。
この毛は針になる1歩手前でお腹の毛よりも硬くて太く長いもう少しで針になりそうな毛となります。
毛の硬さはお腹から背中に向けて柔らかい毛→硬い毛→針という順でだんだんと硬くなっています。
大人と子どもの毛の違いについて
ハリネズミの赤ちゃんは生まれた時からすでに針をもっています。
生まれてくるとき針は皮膚の中に入り込んでいて、生後1日目くらいから徐々に針が現れ始めます。
生後1週間~10日くらいになるとしっかり針も生えてあのチクチクしたハリネズミの姿になります。
針を比べると大人の針の方が太くて長いのですが、針を立てている状態だと子どものハリネズミの方が痛いです。
細くて鋭いので、栗のイガのような感じで痛いです。
針を立てていない状態なら大人よりも子どものハリネズミの方が扱いやすいです。
まとめ
ハリネズミの針は身を守るために背中についています。危険を感じると体を丸めて針を立て防御するので、お腹は背中にある針でしっかり守られているのです。そのためお腹には針のような硬い毛は必要なく、ふわふわでモッフモフの柔らかいけに覆われているのです。触るととても気持ち良いのでおすすめです。ただ、触る際にはハリネズミに警戒されて針を立てられないように注意が必要です。
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