ハリネズミの寿命はご存知ですか?
一般的には5~10年と言われていますが、私たちの飼い方次第では3年目を迎える前に亡くなってしまうことも十分にあり得ます。
ハリネズミの個体差にもよりますが、できるだけ長生きしてもらえるように、私たちにできることはしてあげたいですね。
ハリネズミの特性
ハリネズミはアフリカ原産。
寒いところが特に苦手です。
室温が18℃を下回ってしまうと冬眠をしますが、飼育されているハリネズミは冬眠前に栄養を蓄えるなどの準備ができないため、冬眠は死に繋がることもあるということを理解しておきましょう。
また、同じように夏眠もあります。
ハリネズミが夏眠する室温は29.5℃以上とされています。
室温は26~27℃くらいがベストのようです。
ハリネズミは寒さと同じくらいストレスにも弱い生き物。単独行動を好む生き物なので、1つのケージで数匹を一緒に飼うとストレスがかかってしまいます。
ケージは1匹に1つ用意しましょう。
また、ハリネズミは夜行性なので、夜間に活発となり、昼間は眠っていることも多いです。
ハリネズミの生活スタイルを理解しておくことも大事ですね。
ハリネズミの1か月は人間の1歳
ハリネズミの寿命は一般的に5~10年とされています。
しかし、個体ごとの健康状態や生育環境によっては3年未満でなくなってしまうこともあります。
ハリネズミの寿命を5年、人間の寿命を60歳とすると、ハリネズミの1か月は人間の1歳に相当します。
もちろん個体差によりますし、人間の20歳に相当するからといって、20歳の人間と同等の知能があるわけではありません。
ハリネズミの脳は、同サイズの哺乳類と比べても小さいほうですが、意外と賢い面を持っています。
ハリネズミは音とにおいで様々な判断をするため、声やにおいで飼い主がわかるとされています。
また、学習能力もあるのでトイレの場所を覚えたり、自分の名前を呼ばれると反応したりすることもあります。
まとめ
ハリネズミの寿命は5~10年。人間の年齢に換算すると1か月で1歳年を取っていることになります。それだけ短いハリネズミの命。飼うからには責任をもって、できるだけハリネズミの負担にならないような環境づくりや生育をしてあげてくださいね。
ハリネズミの脳は小さいですが、音とにおいで判断できるので、意外と賢い面を持っています。その分、大きい音や強いにおいには気を付けなくてはいけません。
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