オスのハリネズミが「ピーピー」「キューキュー」と小鳥のような可愛らしい声で鳴いている時は、メスに対して求愛行動をとっている可能性が高くなります。

ハリネズミのオスは生後6~8か月で繁殖が可能となりますが、一年を通して発情期のため、メスがいなくても求愛行動をとることがあります。

さらに言えば、オス2匹を一緒に飼っている場合には、同じオスに対して求愛することもあるのです。

基本的にはケージ1つに1

ハリネズミは単独行動を好む生き物です。

ストレスが溜まってしまうので、基本的にはケージ1つに対して1匹を入れるようにしましょう。

特にオス同士を同じケージに入れて飼うと、縄張り争いなどから激しいケンカに発展することもあるので注意が必要です。

もちろん、オスとメスとを同じケージに入れておいても、強いストレスとなってしまうことがあります。

繁殖を考えて同居させる場合にも、ずっと同じケージに入れておくのではなく、数日ごとに同居と別居をくり返すようにしましょう。

ハリネズミ オス同士 求愛

求愛以外で鳴いていることも

ピーピー」「キューキュー」と小鳥のように鳴く時には、オスがメスの気を引こうとしている可能性がありますが、ほかにも赤ちゃんが母親を呼ぶ時にも同じような声を出すことがあります。

求愛や赤ちゃんの鳴き声では「クックッ」「コッコッ」と短く鳴くこともあります。

もし、それよりも甲高い鋭い声で「キューキュー!」と鳴いているなら、苦痛や恐怖を訴えているのかもしれません。

なにか恐怖を感じるものが近くにないか、もしくは病気やケガをしていないかどうか気にしてあげてください。

また、鼻から息を吐きだすような「シューシュー「フッフッ」という音を立てている時には、警戒や威嚇をしています。

不用意に手を差し出すなどしてハリネズミを刺激すると、噛まれたりすることもあるので注意しましょう。

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まとめ

ハリネズミは普段はほとんど鳴かず、静かに暮らす生き物です。それだけに鳴き声を上げている時には、なにかしらの感情の動きがあると思って良いでしょう。一年を通して発情期のため、オスはメスがいなくても求愛の鳴き声を上げることがあり、さらにはオス同士でも求愛行動をすることがあります。仲が良さそうに見えて、別々のケージで飼うのは可哀そうと思い、オス同士を一緒のケージに入れて飼っていると、思わぬケンカなどのトラブルに発展しかねません。ハリネズミは単独行動を好む生き物なので、1つのケージに1匹で飼うようにしましょう。

 

 

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