ハリネズミのお世話をしていて、指を出したり抱き上げたり餌をあげたりするたびに噛みついてきます。
これでは飼育が大変なのでこの噛み癖をどうにかしたいと思い、いい方法がないか調べてみました。
ハリネズミが噛みつくのには理由がある
ハリネズミは基本臆病で攻撃的な生き物ではないので、噛みつくことはほとんどありませんが、飼い方に問題がなくても噛み癖のついてしまって噛みつくことがあります。
ハリネズミが噛みついてくる理由は、食べ物と間違えていたり、不安や恐怖・ストレスを感じていたり、病気やケガによる痛みがあったり、妊娠・子育て中で気がたっていたりということが考えられます。
噛みつく原因によって対処法が変わってくるので、ハリネズミをしっかり観察して正しい対処ができるように原因を探りましょう。
原因別の対処法
噛みつく主な原因の中から3つ紹介しようと思います。
餌と間違えている
餌やおやつ、虫などを手でもって与えていると起こります。これは手に食べ物のニオイが付いているので、手を食べ物だと勘違いして、逃げられてしまう前に一気に食べてしまおうとして反射的に噛みついてしまいます。対策としては、餌など食べ物を与えるときはピンセットなどを使い、手に食べ物のニオイが付かないように注意しましょう。また、餌を触ってしまった場合はハリネズミを触る前に手を洗いましょう。
不安や恐怖・ストレス
ハリネズミは不安や恐怖を感じ追い詰められていると、身を守ろうと噛みつく可能性があります。また、過度なストレスを感じると攻撃的になり噛みつくことがあります。こういったことの対処は原因になっている不安や恐怖、ストレスを取り除いてあげることがいちばんです。
妊娠・子育て中
どんな動物でも妊娠・子育て中のメスは攻撃的になります。単独飼育をしていても購入前に交尾をしていた可能性もあるので、よく確認しておくといいでしょう。
また、妊娠の可能性があるのであればハリネズミは気が立っているのであまり刺激しないようになるべく触ったりもしないようにしてあげましょう。
まとめ
ハリネズミは臆病なので直接攻撃をしてくることの少ない動物です。そのハリネズミが噛みつくということは何か原因が必ずあるはずです。今度のお世話やコミュニケーションを安全に行うためにも、原因をしっかり探って正しく対処してお互いにいい環境を作れるようにしてあげたいですね。
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