ハリネズミを飼育するうえで欠かすことの出来ない水浴びとミルク。
これから飼育される方も飼育する前に確認しておいた方が良い内容を調べてみました。
入浴について
もともと水がハリネズミ入浴させる時はいくつか気を付けておきたいことがあります。
まずは水の温度。
我々人間が普段お風呂に入るような温度では熱過ぎますし、逆に水道水や氷水のように冷たいのもオススメできません。
目安としては人肌程度のぬるめのお湯が良いと思います。
汚れた水が目・鼻・気管に入ると感染症を起こす可能性がありますので十分お気を付けください。
背中の針の細かい部分に水分や石鹸が残りやすいので、隅々まで綺麗に洗い流してあげてください。
残ったまま放置しておくと皮膚病を起こす可能性があります。
ハリネズミに負担をかけないように、手短に短時間で終わらせることを心掛けてください。
そして、洗い終わった後体温をキープさせることが重要となります。
入浴後は暖かい場所で、乾いたタオルで水気を残さないように拭き取りドライヤーなどでじっくり時間をかけて乾かしてあげるのが良いと思います。
ミルクの種類・量
まず、ハリネズミは乳頭を消化できないので牛乳を与えることは控えてください。
ハリネズミにはペット用のゴートミルク(ヤギミルク)がおススメです。
粉末状になっていますので、お湯で溶かして飲ませてあげてください。
また、ヤギミルクはアレルギー性が低いので下痢になりにくいという利点があります。
そのため、人工授精の際にも使いやすくハリネズミはとても相性の良いミルクと言えます。
しかし、だからといっていきなり多くの量を与えると下痢を起こすので危険です。
飼い主さんよっては、マルカンのベビーミルクを使用し1日に2gの粉ミルクを10㏄の分量で与えているそうです。
なので、ヤギミルクもこの数字を目安に与えても良いと思います。
まとめ
入浴にしてもミルクを与えるにしても、じっくり時間をかけて少量でじわじわ慣れさせていくことが第一の条件となります。臆病な生き物なので飼い主さんは気のつかう所は多いですが、ハリネズミのためにも時間をかけて清潔に健康的なハリネズミを育ててあげてください。
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