ハリネズミの偏食は度々見られると言います。偏食中はフードをあまり食べないので体重が減り、当然食べていないので体力も落ち病気になってしまいます。

ただの偏食だとは思わずに、しっかり対策をしていくべきでしょう。

原因

まずは原因を考えて見ましょう。

普段から、可愛いあまりにおやつを与え続けたり、フードの変化で、ハリネズミは食欲不振や偏食になる傾向があります。

対策

対策としては、コーン牛肉、馬肉、レバー、ささみ(肉類は必ず火を通す)ミルワームの虫類、粉ミルク、粉チーズ、ゆで卵、カッテージチーズ等の嗜好性が高い食材に、粉にしたフードを少しふりかけ、それで食べてくれるようだったら比率を少しずつ上げていき、食べ方が悪くなったら、いったん食べた比率まで戻し、これを何度か繰り返してちゃんとしたフードに戻せるようにします。

これらの食材は、ハリネズミが好む傾向があります。

ただし肥満になりやすいためメインとして使うのではなく、あくまでも副食として与えるのが理想です。

もちろんこれらの食材は、食欲不振が戻った時点で、おやつ等に使うことは問題はなく、病的な食欲不振時に与えるのもとても有効です。

ハリネズミの肥満

対策の所で“肥満になりやすい”と出てきたので、肥満について少し触れておきます。

肥満自体は病気ではありませんが、様々な病気の引きかねとなったり、健康への悪影響を及ぼすので、しっかり予防をしましょう。

ハリネズミ 偏食 対策

ハリネズミの肥満の予防

人間も、ハリネズミも同じで、肥満によって起こる問題点は多々あり、亡くなったり病気になる可能性も高くなります。

肥満の最大原因は、食べる量と運動量のバランスがとれていないためです。

ということは、食事量と質運動量を増やせば解消されます。

まずは、食事内容を見直し、脂肪分の多すぎる食べ物を与えすぎてはいないか?

おやつを与えすぎてはいないか?

などをよく考え、フードは低脂肪、高蛋白質な食事にして、単純に食事の量を減らすのではなく、質の改善を行って下さい。

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まとめ  

人間も同じで、偏った食事をしていると、思わぬ病気になったりします。可愛いからとか、美味しそうに食べるからといって高脂肪のおやつを与えたりしていると、本来のフードを食べなくなり、偏食になったり、肥満体になったりして、思わぬ病気にかかったりします。このようなことがないように、飼い主さんは気をつけてほしいものです。

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