ハリネズミを飼われて、緑色の糞が出て、驚かれ心配になられる飼い主さんがいらっしゃるようなので、どうして緑色の糞が出るのか説明させて頂きます。

ハリネズミの糞

通常ハリネズミの糞は、黒から茶色乾燥すると固い糞です。

そして、体の割に沢山の糞をします。

しかし、ちゃんと掃除をしていれば、耐えられないほどの匂いではありません。

ただ、病気などの場合、ひどく臭い便が出ることもありますので注意してください。

緑色の糞が出る理由1

ストレスが一番の理由と考えられており、特に飼い始めたばかりで環境に慣れていない時期によく見られます。

お迎えして、3日~5日は、普通だと思って頂いて構いません。

また、ハリネズミは、暑さ・寒さに弱い動物なので温度管理は大変重要です。

最適温度は24~29度で湿度は40%です。

飼い始めたばかりだといって安心せずに暑さ、寒さのストレスも考えてあげましよう。

緑色の糞が出る理由2

長く飼っているハリネズミでも、緑色の糞が見られる場合があります。

当然ですが緑色の餌を与えると緑色の糞が出ます。

また、1の理由でも説明した暑さ、寒さのストレス、消化不良(エサがきちんとふやかされていない)、異物の飲み込み、腸内細菌のバランス崩れなどでも緑色の糞が出ます。

長く飼ってるからと安心せず、温度、湿度は、異物の飲み込みには、気を付けてあげましょう。

ハリネズミ 糞 臭い 緑色

注意すべき緑色の糞

長い期間、緑色の糞が続いたり、食欲、元気がないようなら、健康状態に問題のある可能性があります。

ストレスが内臓にかかっている場合、内部寄生虫や細菌感染、または、古くなったエサを食べてしまって食中毒状態にある場合、などが考えられます。

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まとめ

初めてハリネズミを飼われた方も長年ハリネズミを飼われている方も人間も含め、動物全てにおいて、糞は、健康のバロメーターです。必ず毎日チェックし、ストレスかな、餌のせいかな、病気かな、と考えてあげる事が、話せないハリネズミにとって、とても重要です。

最近は、色々な動物がペットショップで売られており、獣医さんも初めて診察すような動物が増えています。いざという時に、すぐ連れて行く事の出来るハリネズミに詳しい信頼出来る獣医さんを探しておくのも飼い主さんであるあなたの大切な役目です。

ハリネズミの寿命は5年~10年と言われてます。
飼い方が悪く、温度管理や健康管理が不十分な場合や、不慮の病気を患った場合は、3年未満で亡くなる場合が多いと言われています。
病気をしなければ5年以上生きますので、せっかく家族の一員となったハリネズミと長く暮らすためにも、そういう心構えで飼いましょう。

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