ハリネズミは、アフリカのサバンナ地帯に生息する生き物ですが、寒さはもちろんですが暑さも苦手であり、また湿度は40%前後を保つ環境で過ごす事が良いとされています。

日本の気候は温暖湿潤気候であり四季もある為、冬の寒さや夏の暑さからハリネズミを保護する必要があります。

ハリネズミと冬の寒さについて

日本は、春夏秋冬の四季を愉しむことが出来、その季節ごとの風情もまた素晴らしいもののですが、外来種のような異なる環境の下で育った動物達には、その変化が時として命に係わる事さえあります。

ハリネズミの場合は、アフリカのサバンナ地帯に生息している生き物の為、寒さには弱く18度以下になると冬眠状態に陥るとされています。

しかしこの状態はハリネズミにとって体に負担の掛る事であり、時には仮死状態となり命の危険があります。

また、冬の寒さだけでなく夏の暑さにも弱く29度~30度以上になると夏眠と言う状態に陥り、脱水症状を起こして大変危険です。

ハリネズミの快適な温湿度は、24度~29度で湿度は40%の環境が一番良いと言う事から、ペットとして飼育する場合は温湿度の管理が重要になってきます。

ハリネズミ 冬 対策

冬の対策について

小さな体でつぶらな瞳に見つめられると飼い主としても「守ってあげたい」と言う感情が湧いてくると思います。

特に冬の寒い季節に出かける時などは、ハリネズミを家に残して行くことに「後ろ髪をひかれる思い」ではないでしょうか。

その間、心配で買い物や仕事も手につかなくなったりしたら大変ですよね。

そこで飼育する際の冬の対策としては、飼育ケースの選び方や温湿度の管理などが重要になってきます。

飼育ケースの交換も良い方法ですが、ケージなどの場合は風通しが良いのでアクリル板などで囲いを作り下には保温できるようなヒーターか座布団などを敷いてあげると良いでしょう。

また、上から毛布のようなものを掛けてあげるだけでも保温が保たれます。

更にハリネズミが隠れる小屋を柔らかなフェルト布のようなもので作ってあげる事も良いかもしれませんね。

更に、サーモスタットを使って温度管理をしておけば大丈夫でしょう。

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まとめ

可愛い事からペットとして飼育を始めるからには、それなりの覚悟も必要であります。

深い愛情をもって育てていれば、ペットとのコミュニケーションも自然ととれるものと思われます。ハリネズミの冬対策、しっかりしてあげましょう。

 

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