人間は、冬の寒さに対して様々な対策を考えます。部屋の暖房設備はもちろんですが、ストーブを背負って外出はできませんから防寒と言う方法で寒さを凌ぎます。
また、24時間、暖房の入れっぱなしも経費がかさみ生活が大変です。
寝る時は布団に入り出来るだけ暖かくして休みます。
これらの寒さ対策は、人間だけではなく寒さに弱いペット達も同じ事なのです。
ハリネズミと冬のケージについて
ハリネズミを飼育する時に最も気を付けなければいけない事は、冬の過ごし方にあります。
人間の感じている体感温度とハリネズミが感じる体感温度には違いがある為、温度管理などの対策が必要になります。
冬の季節に何枚もソックスを重ね履きする冷え症の女性がおりますが、ハリネズミの小さな足にはソックスを履いてはいません。
ケージなどの冷たそうな中に裸足でいるのと同じ感覚を想像すれば、足元だけでも暖かくしてあげたいと誰もが思う事だと思います。
ケージは、風通しが良く熱が籠もらない事から夏の暑い季節には向いていますが、冬の寒い季節には向きません。
寒い時期だけ衣装ケースやガラスケースに替える事も良いですが、工夫次第では冬でも快適に過ごすことはできます。
ヒーターの設置やケージの上から毛布などで覆う事をすればある程度の保温は保たれます。
ハリネズミの寝床や寝袋の保温について
冬、地域によっては暖房のみでケージ内の温度を24度以上に上げる事は難しい物があります。
特に夜の場合、人間は暖房を切っても布団に入り休むことができますが、ハリネズミは夜行性である為、夜になるとエサを食べ始め活動をします。
急激に温度が下がる環境では大変な事になります。
そこで、人間と同じように床下にヒーターを入れる方法や厚めの座布団の上にケージを置く方法も必要です。
また、暖かな寝袋や寝床などもあれば更に快適に過ごすことが出来るものと思われます。
まとめ
可愛いハリネズミのためにも冬の防寒対策として、暖かな寝床や寝袋を用意してみてはいかがでしょうか。
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