ハリネズミの病院への頻度はどれくらいかというよりも、日々の健康チャックを欠かさないことがとても必要になってきます。また、病院といっても犬・猫病院のように診察してもらえる病院もまだまだ少ない感じです。

ハリネズミは健康管理が大切です

まだまだ、ハリネズミが病気かもしれないと頻繁に診察してもらえる病院は少ないかもしれません。飼い主としてできるのはできる限りよい環境で育てて、健康を維持できるようにしてあげることです。

基本的にチェックとして

1)食欲の変化

基本的に1日中食べないことはありません。口の中が痛いと食べ方も変わってきます。

2)排泄物の変化は?

便の色は消化器系の病気にかかっていることが多いです。異常が続くようであればその便をもって病院へ行くことがおすすめです。

3)行動の変化は?

ふらふら、ぎこちない歩きかた、足を引きずっている、うずくまっている、落ち着きがない、攻撃的になった、といった行動の変化はないでしょうか?

4)皮膚や被毛、針、爪の状態は?

脱毛、フケ、傷、針がごっそりと抜けてはいないか?爪の伸びすぎなどは?

5)目や鼻の状態は?

目の状態はどうでしょうか?目ヤニ、イキイキとした目をしているでしょうか?鼻は少し湿っているのが正常です。

6)呼吸の変化は?

頻繁にクシャミをしていないでしょうか?口を開けて呼吸、全身を使い呼吸はしてないでしょうか?

7)しこり、腫れは?

プラスチックケースに入れると底からお腹のチェックができます。触れられると嫌がられるところがないでしょうか?

ほかにも肛門、生殖器周りの汚れ、体重の変化、いつもとなんとなく違うなどよく状態を観察してあげることが大切です。

ハリネズミの偏食と肥満

ハリネズミでは偏食がときどき見られます。偏食中はフードをあまり食べないので体重が減ります。食べないと体力が落ちるので病気にはかかりやすくなってしまいます。

ハリネズミの偏食の原因はフードの変化やおやつばかりを与えたためです。それで、食欲不振や偏食になる傾向があります。

また、肥満は病気ではないですが、それからさまざまな病気の引き金となったりします。それで健康を害することも多いのでしっかり予防することも必要です。

ハリネズミの肥満度のチェックとしては

1)お腹の脂肪が邪魔をして、しっかりと丸まることができない。

2)唾液塗りができない。

3)腹部が膨らんでよく目立つ。

4)首まわりや、前足の付け根に二重あごのように脂肪がたまる。

ハリネズミ 病院 頻度

ハリネズミの肥満の問題点とは?

ハリネズミの肥満への問題点としては、脂肪肝や高脂血症、心臓病、糖尿病などを引き起こすリスクがあります。

肥満だともし、手術をする場合など麻酔から覚めにくいなどがあります。

ハリネズミの肥満の問題点では免疫力の低下や脂肪のせいで目が突出し、眼球が傷つく恐れがあります。

脂肪で体内の熱が発散されにくくなり、熱中症のリスクが高まります。

また、毛づくろいができなくなり皮膚のコンディションが悪くなり、皮膚疾患を起こしやすくなってきます。

そのほか、病院での健康チェックや触診検査がうまくできなくなります。

関節や骨への負担が大きくなり肥満であるとお腹が床について生殖器などが床材で傷つき感染症などを引き起こす恐れがあります。

ハリネズミの肥満の予防には、食事量や質などを見直すことです。

また、肥満は運動量を増やせば改善できる点も多いです。

フードはできるだけ低脂肪・高タンパク質な食事で質の改善なども必要です。

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まとめ

ハリネズミが病気にかからないようにするには、ハリネズミの飼育方法をよく知っておくことも大切です。ちなみに冬は暖房器具も必要で寒がりです。夏もエアコンなど室温調節も必要になってきます。

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