ハリネズミのお腹は触るとやわらかくて気持ちいいですよね。針のある背中側のさわり心地とは大違いです。
しかし、ハリネズミのお腹を触るだけでなく、観察してみることにも大きな意味があります。
そこで今回は、お腹をなでることのメリットやお腹まわりを観察することの目的について紹介したいと思います。
お腹を触らせてもらうために
そもそもハリネズミを飼ってまだそんなに時間が経ってないうちは、第一にお腹を触らせてすらもらえないかもしれません。
ハリネズミが飼い主に慣れるためにも、お腹以外のほかの部分をなでてみるなどのスキンシップを重ねていきましょう。
そうすることで、最終的にお腹を見せることを許してくれると思います。
お腹をなでることのメリット
お腹をなでることはさわり心地がいいというメリットだけではありません。
ほかにもあります。
簡潔に言うと、ハリネズミのお腹を触るだけでその日のハリネズミの調子がわかってしまうのです。
例えば「体温」ですね。
お腹を触ることで暖かいのか冷たいのか、その違いがわかります。
ほかにも、触ることでハリのある部分はないか確認することができます。
例えば、肛門まわりが固くなっている場合、排便があまりできておらず便秘になっている可能性があります。
このように、ただ単にさわり心地を楽しむだけではなく、お腹全体をさすってみるとハリネズミの具合の変化に気づくことがあります。
お腹を観察することの意味
ハリネズミのお腹は基本的に薄いピンク色をしています。
しかし、よく観察してみるとお腹の色が赤くなっていることがときどきあります。
この場合、ハリネズミにアレルギー症状が出ている可能性があります。
このように、お腹の色の違いを観察するだけでもハリネズミの体調の変化に気づくことができる場合があるのです。
まとめ
上に紹介したように、ハリネズミのお腹はその日の体調を確認する1つの指標となります。さわり心地もよいですが、お腹を触ってみたついでにお腹まわりも観察して、ハリネズミに何か異変はないかどうかも確認してみてくださいね。
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