ハリネズミには、名前の通り針(トゲ)がたくさん生えています。
これは、自然界で生き残るための彼らなりの防御になります。
実はハリネズミのトゲは、少し硬めの「毛」が集まり硬化した状態のものになります。
とは言うものの見た目も触り心地もトゲそのものですよね。
お互いに慣れると痛くない?
トゲは立っている時に触れば痛いです。
不安な時や警戒している時、また体調不良やケガをしている時など、信頼している飼い主さんに対しても針(トゲ)を立てることもあります。
患部の確認や病院等どうしてもという時には貫通しないよう革の手袋をはめるといいでしょう。
この時、注意しなくてはならないのが布製の軍手です。
貫通して飼い主さんの手に刺さってしまう危険性があると同時に、トゲも布に引っかかってしまうからです。
そのため布製ではなく革の手袋をお勧めします。
ペットショップなど初めてお家に連れてきたときはハリネズミ自身、環境の変化に慣れず
怯えていることが多いですので、2・3日は必要最低限のお世話以外あまり触らず様子を見ながら静かに見守りましょう。
ハリネズミがお家の環境にも少しずつ慣れてきたところで
いきなりではなく時間を決めてストレスを与えないように飼い主さんとも距離を縮めていきましょう。
もともとハリネズミは警戒心が強いので、その子その子の性格によって早い子もいれば、なかなか慣れてくれない子もいますので、焦らずゆっくり根気よく愛情を注いであげましょう。
ある程度慣れてきて、トゲが寝ているときは毛並みにそって撫でてあげるといいでしょう。
トゲは刺さる時より抜く時の方が痛い
ハリネズミのトゲにはすごく小さな返しが付いています。
その返しにより刺さった痕は痛痒い感じになることが多いです。
また、人によっては刺さった痕の周りがアレルギーのように赤くなる事もあります。
トゲの強さは個体によって違う
多少ではありますが、個体によってトゲの大きさや太さが異なります。
そのため飼い主さんによって感じ方が違うかも知れません。
一般的には、太く大きい子よりも、細めで丸まった時に地肌が見える子の方が痛いように思います。
まとめ
ハリネズミの飼育に必ずといっていいほどトゲの問題はつきものです。
まずはお互いに慣れるためにも、また日々の健康管理のためにも愛情を持ってコミュニケーションとる事から始めるといいでしょう。
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