ペットとして人気のあるハリネズミですが、飼うためにはどんな準備が必要なのか、またどんなことに注意して飼えばいいのか不安なことも多くあると思います。
そこで、ハリネズミを飼う前の準備や注意点について調べてみようと思います。
ハリネズミの性質を知ろう!
ハリネズミはモグラの一種なので明るいところが苦手です。
夜行性なので特に昼間は寝ていることが多いです。
運動することが好きなので回し車を設置しておくことも必要です。
ハリネズミは単独飼育が基本です。
複数で飼育するとよくケンカをするのでハリネズミが怪我をする原因にもなってしまいます。
最も注意が必要なのは気温の管理です。
ハリネズミは温度にかなり敏感な生き物で、気温が低いと冬眠し、高いと夏眠してしまいます。
ハリネズミにとっての適温は22~26度くらいです。
準備無く冬眠、夏眠してしまうと命に関わる可能性があるので温度管理には十分注意が必要です。
また、ハリネズミは人にはあまりなつきません。毎日お世話をしていると飼い主さんのニオイをおぼえて人に慣れることはありますが、もともと警戒心が強く臆病なので甘えたりする行動は見られません。
撫でたりすることは、ハリネズミにとってストレスとなるのであまりスキンシップができない動物です。
ハリネズミの健康管理
ハリネズミの健康状態のチェックポイントは、目やにがでていないこと、目が活き活きしていること、腫れや傷がないことが重要です。
そのほか皮膚や歯、耳など異常が無いかどうかスキンシップをしながらこまめにチェックしてあげることが大切です。
また、ハリネズミの飼育環境の注意点は、ケージを出来るだけ静かな場所に置いておきます。
全く人の目が届かない場所では体調の変化などに気づかないこともあるので、人の目が届く場所で静かなところが好ましいです。
また、温度の変化にはとても敏感なので、直射日光が当たる場所やすきま風が強い場所も避けた方が良いです。
ベランダなどの室外に置くのはもってのほかです。
温度管理もできないばかりではなく、カラズや野良猫などの外敵に狙われてしまいます。
ハリネズミの餌はどんなもの?
ハリネズミは基本的には雑食性です。
与えた餌はなんでも食べます。
本来は虫や軟体動物を食べるのですが、ハリネズミ専用のフードを使用するのがいちばん簡単です。
ただ、毎日同じ餌を食べるのは好まないのでいろいろな種類の餌を与えるようにするといいでしょう。
動物性のタンパク質をあげることが重要なのでコオロギやミルワームなどが販売されています。
また、にんじんやカボチャ、リンゴや梨など野菜や果物も食べるのでバランスを見ながらいろいろあげるのがいいです。
まとめ
ハリネズミは最近ペットとしての人気が急上昇してきている動物なので飼いたいと思う人も多いと思います。飼う前にはしっかりと性質を知ってハリネズミの住みやすい環境を作ってあげることが大切ですね。
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