ハリネズミの生態について、寿命が短いのか長いのかも分からない方も多いのではないでしょうか。
ハリネズミを飼う前に、ハリネズミの生態をきちんと勉強しましょう。
ハリネズミの生態
ハリネズミは食虫目ハリネズミ科ハリネズミ亜科に属する動物です。
ネズミではなくモグラに近い動物です。
夜行性で野生化での主な餌は昆虫やミミズ、小型のカエルやトカゲなどです。
もともと単独行動をしている動物なので、複数匹飼う場合は、必ず別々のケージで飼うようにしてください。
気温が30度以上になると夏眠し、18度以下になると冬眠をしてしまいます。
夏眠・冬眠は体に負担がかかり、死んでしまうこともあるので、飼育する際は気温を一定に保つように注意が必要です。
ハリネズミはモグラに近い動物ですので、穴を掘って潜ろうとします。
その際床材がウッドチップなどを使用していれば潜ることができますが、ペットシーツを敷いている場合、シーツを破って中の吸収剤を出してしまうこともあるので注意が必要です。
ハリネズミの生態で一番奇妙なものが、泡つけです。
初めて匂いを嗅いだものを、なめたりかじったりし、口の中で唾液と混ぜて泡状にし、それを背中やわき腹の針に塗る行動です。
初めて見る人はびっくりするでしょうが、異常行動ではないので安心してください。
ハリネズミの寿命
野生下の場合は3年ほどだと言われているようですが、飼育下のハリネズミの寿命は5~8年が平均といわれているようです。
長生きな子になると10年以上生きるそうです。
小動物にしては長いですよね。
初めて飼う方はこれほど長い期間お世話をし続けるという覚悟を持って飼うようにしましょう。ハリネズミは温度に敏感で、温度管理だけでも大変です。
まとめ
ハリネズミの生態は分かりましたか?夜行性で昆虫食、温度管理もしっかりしないと命の危険がある動物です。初めて飼おうと思っている方は、これらのことをふまえた上で、長くて10年間、きちんとお世話ができるかあらためて考えてみてください。ですがこれらのことがしっかりできれば、小動物としては長い期間一緒に過ごすことができ、愛着もわくのではないかと思います。半端な気持ちで飼うことだけはしないでください。
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