アルビノは先天性の遺伝子で、両親、または親のどちらかにアルビノの原因となる遺伝子変異を保有する場合、その子どももアルビノを発症する可能性があります。
見た目の美しさや珍しさから、人間によって近親相姦をするケースは、多々あると思います。
ただし、親がアルビノだからといって子どもがアルビノになるとは限らず、またその反対の場合でもアルビノになるとは限りません。
アルビノ
他の動物でも現れるアルビノは、先天的にメラニンが欠乏した個体をいいます。
アルビノのハリネズミも針はすべて真っ白で、目が赤いのも大きな特徴でもあります。
先天的なメラニンの欠乏により体毛や皮膚は白く、瞳孔は毛細血管の透過により赤色を呈しています。
劣性遺伝や突然変異によって発現し、広く動物全般に見られ、シロウサギやシロヘビが有名です。
アルビノは弱いといわれる理由
アルビノだから弱い、というわけではないですが、色素がないので、紫外線などの外的な刺激に弱いのは確かです。
とはいうものの、だいたいの書籍やインターネットで調べても、アルビノは通常のカラーよりも、体が弱く病気になりやすい、と書かれております。
ほとんどの場合、視覚的な障害を伴い、日光(特に紫外線)による皮膚の損傷や皮膚がんのリスクが非常に高く、また外部から発見されやすいため自然界での生存は極めてまれであり、観賞用としても人気があります。
上記のことから、アルビノは他のカラーと比べて、体が弱く、病気になりやすい傾向もあるようで、そのためにアルビノ=弱い、といわれる言えんではないでしょうか。
まとめ
ここまで、「アルビノにかかっているハリネズミは、 弱いかどうか」について調べてきましたが、上記にも書きましたように、観賞用としても繁殖されているのは確かです。
その人気は高く、他のカラーよりも高価な価格で取引されている傾向にあるようです。
賛否両論はありますでしょうが、そこにはブリーダーのエゴが入っているように思えてなりませんでした。
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