突然、口の中を痒そうにくちゃくちゃしたり、ご飯を食べるのに時間がかかる若しくはまったく食べなくなった。
そんな時はハリネズミを抱えあげて口の中を見てあげてください。
歯が一本無かったりしませんか？
若いハリネズミは歯が生え変わる事もありますが、歳のハリネズミなら様々な原因が挙げられます。
もし体重が減ってきていたり元気が無い場合は、必ず病院へ連れて行ってください。
ハリネズミの歯は生えない
ハリネズミはハリネズミ目ハリネズミ科ハリネズミ亜科に属する哺乳動物です。
ネズミなどのげっ歯類とは違い、ネズミとは言いますが歯は頑丈ではありません。
餌もミノワームや猫や犬のドライフードをふやかしたものなど、やわらかい物を与えます。
ネズミの様に歯も伸び続けないので、硬いものを食べて削る必要もありません。
そんな歯で、例えば水のボトルやふやかさないドライフードを食べたらどうなるか…歯が欠けてしまう、最悪の場合は折れてしまいます。
ハリネズミの歯は再び生えてこないので、ご飯が食べれなくなってしまいます。
老化、なら仕方が無いものですが防げることは防いでいきましょう。
歯が折れる原因
歯が抜ける、のではなく折れる原因としては先にも述べたように水のボトルに噛み付いたり、硬い餌を食べたり何処かにぶつかった可能性もあります。
ボトルに噛み付いてしまったりぶつけてしまった場合は違いますが、硬い餌を与えてしまうのは飼い主の責任です。
多少成長したハリネズミなら硬いドライフードでも食べることは出来ますが、毎日ドライフードでは歯がだめになってしまいます。
出来る限り、ミノワームや手間ですがふやかした餌をあげましょう。
歯が抜ける原因
歯が抜ける原因としては歯周病、虫歯、老化など色々あります。
人間が物を食べる時と同様に、ハリネズミの歯にも餌が挟まったりもします。
其れを放置することにより、餌が歯石になり口内に残り虫歯や歯周病の原因になります。
そして虫歯を放置する事によって、歯が抜けてしまいます。
対策としてはペット用の歯ブラシなどで磨いてあげる、また獣医さんでこまめに見てもらうと良いでしょう。
まとめ
ハリネズミも人間も、自身に見合った固さの食べ物を食べて歯のケアをしっかりすることが、なによりも大切です。野生のハリネズミはコオロギなどの昆虫を食べて虫歯の予防をしますが、家飼いのハリネズミはきちんと飼い主が見てあげましょう。
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