ハリネズミには似た様な生き物が沢山います、例えばハリモグラやヤマアラシです。

ハリモグラはカモノハシの仲間で短い針に背中が覆われ、長い口吻が特徴です。

このハリモグラが居た為に、ハリネズミはハリモグラではなくハリネズミになりました。

ヤマアラシはヤマアラシ目の齧歯類であり、背面と側面に鋭い針を持ちます。

ヤマアラシは気性が荒く、攻撃的で針はゴムの長靴を貫くほど一本一本が硬く丈夫です。

三匹は似ている様で、全く違う生き物です。詳しく見ていきましょう。

ハリモグラとは

先にも述べた様に、ハリモグラはカモノハシの仲間です。

主にオーストラリアに生息しており大体の長身は30~45センチ程。

身の危険を感じた祭にアルマジロの様に丸まり針で身を守ります。

餌はアリやシロアリ、口吻が長く此の口吻を使ってアリ塚の中のアリを食べるアリクイの様な生き物です。

カモノハシの仲間である為、勿論卵を産みます。

ここもハリネズミと違いますね。

しかし、針の使い方は同じ様に身を守るために使われます。

ハリネズミ ハリモグラ ヤマアラシ

ヤマアラシとは

ヤマアラシはヤマアラシ科に属する草食性のげっ歯類ネズミ目の総称です。

長身は60~90センチと大きく、体重も5~16キロと重い。

ヤマアラシとハリネズミ、ハリモグラの大きな違いが一つ。

それは針の使い方です。

ハリモグラもハリネズミも体を覆う針は自身の身を守るために用いられますが、ヤマアラシは違います。

気性が荒く、自らこの針を使って攻撃を仕掛けます。

大型の熊でさえ本能的にこの針の怖さを知っているのでヤマアラシに手を出すことは少ないんだとか。凄いですね!

食べ物は木の葉や樹皮、草や果実です。

そして虫などの生き物はあまり食べません。

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まとめ

ハリネズミはモグラの仲間、ハリモグラはカモノハシの仲間、ヤマアラシはネズミの仲間。こう言えば簡単ですが、見た目では中々違いが分かりにくいものです。具体的に異なる点を挙げるならば、モグラやカモノハシやネズミという分類。そして針の使い方。ハリネズミやハリモグラは外敵から身を守りあきらめさせる為。ヤマアラシは外敵を攻撃し追い払うために自身の針を使っています。

また、ハリネズミはミルーワームやコオロギ等の虫を食べ歯は強くは有りません、ハリモグラはアリ等ちいさな虫を食べ歯は一切ありません。ヤマアラシは木の葉や木の実、樹皮などの固いものを食べ歯は丈夫です。これも大きな違いですね。

 

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